portrait photography

YASUAKI ITOH

1985年生まれ、神奈川県出身。
大学卒業後、29歳までにテレビ局、アニメ制作、ゲーム開発などの仕事を経験する。30歳を迎え、自分に合った仕事はあるのだろうかと悩んでいた頃、 ある人物に出会う。彼の影響を受け、何気ない気持ちでストリートスナップを撮り始める。街で声掛けをしながら多くの方を撮り続ける中。
一人の中国人女性に「こんな素敵に撮ってくれてありがとう」と言われた。
カメラのファインダーを覗き、シャッターをただ押しただけ。その一瞬を捕えた先に待っていたのは感謝の言葉。心を突き動かされる衝撃的な感動を覚えた。
人生の方向性が見えない中。自分の手元にカメラが残っていてくれたことが本当に幸運だった。
年齢も国籍も違う、様々な人との出会いを積み重ねていくうちに、本物の写真家と出会う。生き方や考え方に感銘を受け、それが自身の指標となり「人物写真家」になることを決意する。
そして現在。独立を果たして、中国人留学生の為だけに写真を撮り続けている。

「その一瞬の為に情熱を注いでいく」と宣言します。
クリエイティブな世界に憧れ、自身が何者かになりたいと志すも的外れな道を突き進み紆余曲折。取り返しのつかない状況にまで陥ってしまう経験を何度も繰り返し、危うく愚か者になるところでした。
社会人として世に出て20年余り、ようやく自分に正直になり人生と向き合い始めました。その中で写真と巡り合い、何よりも人との出会いが間違いなく私を大きく突き動かし、変えてくれました。
撮影中に楽しい、日本に来て良かったと言ってくれる中国人留学生の彼女たちからの言葉 一つ一つが励みになっています。
写真の先にある笑顔を引き出すこと、楽しさと喜びにちょっと驚きを加えて。 感動を約束する一枚を提供し続けていくことが私の仕事です。
「黒が美しい」をコンセプトに「品」をお届けいたします。